訂正とお詫び
「症例名:心尖部肥大型心筋症」および「症例番号:02」の<症例解説>の説明文が誤っていましたので、下記のとおり訂正いたします。ここに謹んでお詫び申し上げます。
【症例解説】
本疾患はSakamoto, Yamaguchiらにより我が国で最初に報告された心筋症であり,心電図での左胸部誘導で巨大陰性T波(>1mV)を示し,心臓カテーテル検査での左室造影でスペード型の造影パターンを示す.
超音波装置の発達から現在は心エコー図法で形態診断が可能である.しかし,傍胸骨アプローチのみからの左室長軸像では心尖部の肥大心筋を描出できず,心尖部アプローチが診断に必須となる.
Maron分類される他の肥大型心筋症の合併の有無を評価しておくことが必要であり,欧米では本症単独よりはV型との合併例が多い.本疾患は比較的予後の良い疾患群で,特に重症度分類はないが,左室拡張能障害が強いもの,心尖部での左室内圧較差を有し心室瘤を生じたものや非持続性心室頻拍,心房細動合併例の管理には注意を要する.
心エコー図診断のポイントは,左室壁の壁厚が乳頭筋レベルから心尖部にかけて急激に増大しており,正常部との比が1.3を超える.必要であれば,CTやMRIも併用した評価を行う.鑑別として冠動脈疾患の評価が必要であり,これにはCTやMRI検査や心カテーテル検査での冠動脈造影が有用であるが,前者の画像診断は侵襲度が低く有用である.
株式会社インターメディカル
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