No.8 Watchanに友だちができました
1月22日、群馬県立館林美術館に「群馬県大泉町に生まれた木彫家 中 平四郎―師川上邦世とともに―」を観に行きました。
群馬県立館林美術館は、2003年にオープンした比較的新しい美術館です。曲面と平面を巧みに組み合わせた、横に広い平屋の建築物です。これが広々とした公園の中にゆったりと融け込んで、快適な空間を作り出しています。美術展を見なくても、建築の中を散歩するだけでも行ってみる価値のある美術館です。
この公園がまたすばらしい。風景が何気なくてやさしいのです。ベンチの形、配置、池や水の使い方など、にくいほどさりげない心遣いがされています。あいにくカメラを持っていくのを忘れてしまい、写真をお見せできなくて申し訳ありません。
著名な建築家ではなく、第一工房という建築設計事務所によって設計されたのもこの美術館の特徴です。第一工房は建築設計のエキスパートの集団で、大学のキャンパスをはじめとする公共施設の設計でその名を知られているそうです。
中 平四郎の彫刻は、あまり大きいものはなくて、人物だけでなく動物をたくさん彫っている点がおもしろいところですが、やわらかくて、慈愛に満ちていて、作者の温かい人柄がそのまま出ている不思議な作品です。
この企画展のほかに、数は多くありませんが館林美術館が買い集めた作品が展示されていました。その中にひと際大きい、真っ白な熊の彫刻が私を惹きつけました。フランソワ・ポンポンというフランスの彫刻家の作品です。
顔も胴体も脚も実際の白熊とは形態が違っています。しかし、鈍重さと鋭敏さを併せ持ったような白熊の動物としての特徴をシンプルに捉えてみごとに形象化しています。
一通り観終わってミュージアムショップを覗いたときに、この彫刻の複製を見つけたのです。私はしろくまタイムズのマスコットになるような彫像を探していたので、「これだ」と言って小躍りしました。値段も6,000円、大きさも21×5×11cmと手ごろです。即買い求めました。
Watchanとの初対面の写真がこれです。
そんなわけで、これでWatchanにも友だちができました。
美術館のレストラン、イル・コルネットのハッシュドビーフはお奨めです。
なお、美術館の別館には、フランソワ・ポンポンのアトリエを再現した展示があります。フランソワ・ポンポンの人物および館林美術館との関係についてはこちらをご覧ください。
2011年1月28日 15:20