9月のへそ
[日本栄養士会雑誌2010年9月号広告掲載]生理作用調節に欠かせないビタミン。1910年の発見から今年で百周年を迎えるビタミンで、欠乏すると脚気になるのは何? ヒントは豚肉。
【答え】
答え:豚肉に豊富に含まれ、欠乏すると脚気になるのは、ビタミンB1(化学名はチアミン)である。米ぬかを脚気になった鶏に与えると治ることを、1989
年、オランダのエイクマンが発見し、1910年、鈴木梅太郎博士が、米ぬかから有効成分を抽出し、オリザニンと名づけた。ビタミンB1は、体内では、糖質 を分解してエネルギーを取り出すチアミンピロリン酸という補酵素として働くが、不足すると糖質代謝がうまくいかず、乳酸やピルビン酸などの疲労物質が溜ま る。この結果、脚気や中枢神経が冒されるウェルニッケ・コルサコフ症候群に陥る。ビタミンB1は脂質代謝にも用いられるが、同量で、糖質よりも大きいエネ ルギーを取り出せることから、脂質にはビタミンB1の節約作用があるとされる。





12歳以上の男性の1日あたりナトリウム(Na)目標量は、9.0g/日(食塩相当量)。














