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2011年9月のへそ

[日本栄養士会雑誌2011年9月号広告掲載]
残暑にぴったりのレシピに「梅おろしそうめん」はいかが? 疲れた胃にやさしいそうめんに、疲労回復効果の高い梅と大根の組合せは無敵。ご存じ梅と大根の成分といえば?

【答え】

梅に含まれている疲労回復物質といえばクエン酸(citric acid)。クエン酸は、クエン酸回路(TCA回路、トリカルボン酸回路ともいう)において、アセチルCoAにオキサロ酢酸が結びついて生成し、次々とCO2 を切り離して、完全にアセチル基を分解してエネルギー産生を助け、最後にまたオキサロ酢酸に戻る。

クエン酸によって疲れがとれるのは、クエン酸回路が活発になるため、乳酸代謝が促進されるためとされる。

大根は、ビタミンCが豊富で酵素(ジアスターゼ)が含まれていることで有名。ジアスターゼは別名アミラーゼで、糖質分解酵素として消化を促進し、胃腸の働きを助ける効果をもつ。日本では、明治の時代に高峰譲吉がコウジカビから取り出したことから、タカジアスターゼともよばれていた。

「梅おろしそうめん」は、おろし大根とたたいた梅をそうめんつゆに一緒に入れ、ショウガ、ゴマと一緒につるつるっと召し上がれ。そうめんは、うどんにかえてもOK。つゆをかけてもおいしい。

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