インターメディカルは人と知識の間をとりもつ出版社です。
管理栄養士と保健師の国試対策模擬試験では、親切な解説で受験生をサポートします。

  1. ホーム >
  2. かんもしTOP >
  3. かんもし編集部より >
  4. 受験生のみなさんへ

受験生のみなさんへ

Watchanのひとこと英語(1)

ただ今英語を勉強中のWatchan、1つマスターしたようです。

watchan_hitokoto.jpg

2012年第1回かんもし・解答解説集「合格への道」の表紙でつぶやいている「Get going !」。
意味は「さあ、始めよう!」。
Watchanと一緒に、あなたも国試に向けて始めませんか?

かんこの行動変容計画!?

管理栄養士国試の勉強をしていると、必要なエネルギーや運動、生活習慣を変えるための行動変容まで、健康的な身体をつくるために必要な知識が身につきます。私(=かんこ)も「かんもし」の編集を通してだんだん知識が蓄えられてきた気がします。今年はそれを実践に生かして健康な生活を送ることを目標にしたいと思います。

認知行動療法のひとつである刺激統制法では、すぐ手の届くところに食べ物を置かない、間食の買いだめをしないことで環境を調整します。しかし、私の家のキッチンカウンターにはお菓子がずらり。冷凍庫はいつも満杯で、出し入れに苦労するほどです。「Watchanさんぽ」でも取り上げられているとおり、インターメディカルではおやつの時間があります。食べることが大好きな私としてはなんとも嬉しい環境なのですが、まったく刺激が統制されておらず、要改善ポイントです。

インターメディカルでは、社内にレッグマジックというエクササイズ機器があり、1分運動するごとに一覧表にハンコを押して社員同士で励まし合って運動しています。一人でやるより、ほかの人と励ましあってするほうがよいということが実感できています。ただし、一人がやらなくなると他の人もやらなくなるという危険があるので要注意です。

生活改善のために画期的だと思ったのは、『体脂肪計タニタの社員食堂』という本で紹介されている社員食堂での食事提供による健康維持・増進の取り組みです。野菜を多く取り入れて噛む回数を増やし、平均500kcalで満腹感を生み出す工夫の詰まった定食を毎日おいしく食べていたら、知らないうちに痩せていたというのです。だしやスパイス、香味野菜を使って塩分を減らす工夫により薄味でも満足できるようになったといいます。ほかにも「適量がわかった」、「肌の調子がよくなった」など社員に大きな変化があったそうです。食べるものを変えることで、生活を変え健康を保つという管理栄養士さんの力が発揮されている理想的な事例だと思います。

この本には定食のレシピがたくさん載っていますが、じつはまだつくったことがありません。まず、自分でヘルシーメニューをつくるということから健康的な生活を実践してみたいと思います。

〜2011年かんもし第3回より〜

トマトの気分

私(=かんこ)は、この夏もベランダ菜園に挑戦しました。欲張って手を広げすぎた去年を反省し、今年はミディトマト1株、パプリカ1株、シソとバジルを2株ずつ、5月に苗を植え付けました。

トマトは、3週間で胸の高さまで伸び、葉が生い茂りました。ミディなのにこんなに大きいの?と思って調べたら、実に養分が集まるように茎に生える新しい芽を取り除く「脇芽かき」が必要だとのこと。見れば、脇芽は伸び放題。おいしいトマトをつくるため毎週末、芽を取り除くことになりました。

シソとバジルは丈夫で、水やりさえ忘れなければ、ぐんぐん大きくなります。好きなときに好きなだけ食べられて、料理のアクセントにもなってとても便利。でも、安心していたら、突如成長が止まってしまったのです。なんと小さな虫食いが! 忙しさにかまけていたら葉のあちこちにはすでに大きな穴が!!! 小さな青虫が勢いよく葉を食べていたようです。葉の裏までよくよく見ても大事な葉っぱを食い散らかす敵は発見できずじまい。青虫との熾烈な葉っぱ争奪戦はしばらく続きました。

都内の緑の少ない地域のベランダでもこれだけ虫の被害を受ける。トマト1株の脇芽かきも結構大変。トマトは一気に色づき、2~3日の留守中に5~6個が食べ頃を過ぎてしまう。こんな経験をしてみると、私たちが店頭で手にする形の揃ったおいしい野菜をつくるために、どれだけの手間暇がかかっているのだろうと考えるようになりました。

最近、『食の安全 裏側の話』(カザン)という本で、野菜の需要と供給のギャップや農薬を使わないことで生じる問題について読みました。無農薬の野菜は、実際に栽培するのはとても難しく費用もかかり、消費者のイメージや先入観に左右されて、結果的に生産者も消費者も損をしている例もたくさんあります。農薬の種類や量によってもリスクはまちまちで、農薬を使わなければよいという単純な問題ではないようです。

今年の収穫は、トマト15個(ミディより小さめ)、パプリカ4個(形悪し)。不揃いでもやっぱり自分でつくったものはおいしいです。私は、小さな菜園を通して、生産者の現実や事情に少し目が向くようになりました。管理栄養士になるみなさんは、これから多くの消費者と生産者をつないでいく役割を担われるでしょう。お互いのことを知ることで、もっと多くの人が豊かな食生活を送れるようになるのではないかなと思います。

〜2011年かんもし第2回より〜

味と値段と添加物

管理栄養士の課程で学ぶ食品添加物。食品衛生法第4条第2項で定義されていますが、普段食べている食品に、食品添加物が入っているのか否か、どのようなものが何のために入っているのかご存知ですか? 私(=かんこ)は先日、「知らなきゃ損! 添加物の裏話」と題した大人のための食育セミナーで、実際に添加物の量や種類の異なるかまぼこやハンバーグを食べ比べながら、添加物の役割を再確認しました。

まずはA~Eまで5種類のかまぼこの食べ比べ。試食者にはどのかまぼこが無添加なのかは知らされず、それぞれ、色・見た目、香り・臭い、歯ごたえ、味、総合評価について5点満点で採点しました。同じかまぼこでも、一度に並べてみると、色や香りがずいぶん異なります。食べてみると歯ごたえや味も違います。

私の採点では、香りや見た目はDとEが高得点。歯ごたえ、味はAとBが高得点でした。結果は、AとBが無添加、C~Eの順に添加物の種類や量が多くなり、価格はA(1100円)からD(100円)の順に安くなります。なんと、私は、1100円の無添加かまぼこより100円の添加物入りのかまぼこのほうが色、香りがよいと判定していたのです。味は、Aが一番薄く、Eが一番濃いものでした。

講師の椛島拓之氏(フロンティア食品技術研究所代表)によると、化学調味料の旨味に慣れている最近の中学生に同じものを食べさせると、無添加より添加物入りのほうがおいしいという率がかなり高いとのこと。知らず知らずのうちに化学的に合成された強い味や香りに慣らされていたことに気がつきました。

次はハンバーグの食べ比べ。私の採点ではBが一番おいしく、A、C、D、Eの順でした。結果は、Aが無添加、B~Eの順に添加物の種類や量が多くなり、またしても添加物入りのものをおいしいと思ってしまった私。同時に、価格の差についても考えさせられました。無添加のAは596円、添加物が一番多く含まれるEは100円です。添加物が多くなるほど価格が安くなっています。

添加物はデメリットばかりが注目されがちですが、全く使わないと、高価で賞味期限が短い。添加物を使うことによって手ごろな価格で安定的に供給することが可能になっています。また、冷凍耐性のある加工でん粉を使用することによって、バラエティー豊かな冷凍食品の製造が可能になるなど、便利さの実現にも一役買っています。一口に添加物といっても性質や役割、安全性は多岐に渡ります。これからの管理栄養士には、おもな添加物の役割や安全性を知り、食品表示を読み取り、用途や価格と照らし合わせて選択していく力が求められているのではないでしょうか。

〜2010年かんもし第2回より〜

ベランダでオクラ

突然ですが、私(=かんこ)はこの春、フード・マイレージのとても小さい食品づくりに挑戦しました。ベランダ菜園、輸送距離は5mです。

フード・マイレージは、「食料の輸送量(t)」×「輸送距離(km)」で計算し、この値が大きいほど地球環境への負荷が大きくなります。イギリスで始まった市民運動「フード・マイルズ」(Food Miles)の概念に基づいて農林水産省の農林水産政策研究所が考えた造語です。

ゴールデンウィークに、花がきれいで収穫の早いオクラの種を播きました。まず直面したのは間引き。うっかり説明を読み忘れ、3粒ずつ50cm間隔で植えるべきところ、70粒(全部!)播いてしまったのです。1週間ほどで芽が出たときは嬉しくて、写真を撮ったりしましたが、10日後には、70粒が一斉に芽を出し、すごい勢いでプランターを覆いつくしました。かわいそうに思いながらせっせと引き抜くこと2週間。出始めた本葉の大きさにびっくり。どれだけ大きくなるのだろうか不安になりました。

朝たっぷり水をやった土は、帰宅するとカラカラ。オクラはぐんぐん水を吸って60cmの高さまで成長し、7月中旬初めて花を咲かせました。開花3日後、4センチくらいで初収穫。さっと塩もみをして、そのままかじってみると、やわらかくて、みずみずしくて、おいしい! 小さなプランターで育てても、採れたてはやっぱり違う!

8月に入ると、毎朝やさしいクリーム色の花をながめることができました。花が1日で終わった後のオクラの成長ぶりには驚きます。見るたびに育って、3~4日で市販の大きさになります。栽培してみて始めて、オクラの葉の形や花や実のことを知ったのも嬉しい驚きでした。

梅雨時にはカタツムリが大量発生、アブラムシや食欲旺盛な青虫との戦いもあります。せっかくのオクラを台無しにされてなるものかと、目を凝らして見つけては割り箸でつまんで退治しています。

自分でつくったオクラを並べる食卓には気合が入ります。友人を招待して食べてもらおうかと楽しい計画も頭に浮かびます。みなさんは、授業や受験勉強で忙しい日々を過ごしていらっしゃると思いますが、栽培に必要な時間は毎日ほんの少しです。1日5SV以上の野菜と200g以上の果物を食べる「5 A DAY運動」の一皿に、窓辺の手づくり野菜はいかがですか? かんこは、この秋、万能ねぎに挑戦しようと思っています。

〜2010年かんもし第1回より〜

1