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2014年3月

きっとうまくいく学習計画:4

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 コンスタントに学習する習慣ができるまで、多少の試行錯誤はあっても、自分で立てた計画を実行していくプロセスで、必ずある変化が起きてきます。
 それは、苦手だと思っていた「計画」や「勉強」が、「だんだんできるようになってくる」「前よりわかる、おもしろい」というポジティブな変化です。同じ 時間内に前より1ページ多くできるようになる、以前より長い時間集中していられる。腹筋やストレッチングと同じで、計画力もトレーニングでアップするのです。
 知識が身につくこととは別に、そのような変化を自分で自分に起こし、自信をつけていくことにこそ、計画の意味があります

 国試合格の瞬間、自分がどんな気分になっているか、どんな顔をしているか、イメージしつつ、さきほどの「ごほうびリスト」も使って、毎日の進捗状況を確認しつつ、自分自身でモチベーションを保ち続けるーー学習計画は、社会に出てから与えられる仕事のスケジュールより、もっと自由に組み立て可能な、誰でもない自分自身との約束です。

 もちろん、めでたく国試に受かって社会人になったのちも、「計画力」と「実行力」は社会人基礎力※として重視されています。自分で決めたことを、自分で 最後までやり遂げられる人は、主体的に前向きに自分の仕事に取り組むことができるはずです。そんな一生ものの計画力を、受験勉強をひとつのチャンスとして 上手に育ててほしいと思います。

※社会人基礎力
経済産業省は、前に踏み出す力、考え抜く力、チームで動く力の3つの能力を社会人基礎力と位置づけ、その中で目標設定して実行する(実行力)、現状を分析 して課題を発見する(課題発見力)、課題の解決に向けたプロセスを明らかにし、準備する(計画力)など12の要素について、学生が社会に出る前に評価・育 成が必要としている。

<参考文献>
佐々木かをり『計画力おもしろ練習帳』(PHP研究所)
コリン・ターナー著 早野依子訳『あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法』(PHP文庫)


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きっとうまくいく学習計画:3

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  目標管理に大切なのは、やってみて、実際の結果と計画にどれだけのズレが生じるかを知ることです。予定より進んだか、思ったほど進まなかったのか。

 もしも計画通りに進行できたならば、最初からかなり正確に自分のペースをつかむことに成功しています。自分にどれだけの時間があれば、どれだけの量をこなせるかさえわかれば、先を読むことができます。予測する力があればあるほど、計画は現実に近づいてきます。

 ちょっときびしかったなら、記録した実績をもとにして、ただちに目標を一日に実行可能な分量に調整します。そうしてまた実行と修正を繰り返すうちに、目標達成に必要な時間がより具体的になってきます。そうして自分の達成力を数字でつかんでおくことが大切です。

 一週間に一日くらいは、「少しがんばる高速回転日」をつくりましょう。「Watchan lesson 1: 効果的な勉強法」でこの理由を述べている通り、少し上の目標に挑戦することで、実力向上につながります。

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きっとうまくいく学習計画:2

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 手持ちの時間と実力の分析が済んだら、自分が普段あまり意識せずにどんな時間の使い方をしているか、客観的に把握します。

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観察の結果、何を修正すれば計画がより実行しやすくなるか、注意点を書き出して意識します。行動変容の初期段階は、意識化に大きな意味があることは、皆さんよく知っていますね。
 時間が重要なファクターです。自分はどの時間帯にどれだけの時間を勉強に割くことができそうかを、具体的にしていきます。その前に、いくら受験生とはい え、自分の生活を犠牲にしすぎては、かえってストレスが溜まりますから、ゆずれない行動と学習予定時間の両方を確認しておきましょう。

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 それでは、まず、大まかに、マスターリストをつくって、何をいつまでにするかを決めましょう 。

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これを決めることで、一日にどれだけの量をこなすかが見えてきます。目標達成したら自分にごほうびをあげましょう。
 次に、具体的に実行する目標(問題集・用語集など)とその量、所用時間をSTEP 2で確認した優先度を反映して、計画表に書き込んでいきます。明日から先の自分にどんどんミッションを与えていきましょう。

 注意する点は下記です。 

○できるだけ毎日同じ時間帯に学習時間を位置づけるーー 何かを習慣化する際には、「時」と「場所」を一定にするのがこつです。電車通学の時間などを、勉強に活用するのは賢い方法です。
朝の時間を最大限に活用するーービジネスマンやOLの間で「勉強」が流行中。同時に、早起きも流行しています。大事なことを、一日のはじめに終わらせておけば、余裕をもって過ごすことができます。
予備の時間を忘れずにーー必ず効力を発揮します。

 潜在能力の研究家でコンサルタントのコリン・ターナーは、「30日間の習慣を手に入れるために、最初の48時間を地上最後の日々だと思って生活してほし い」と、その著書の中で述べています。48時間以内に、果たして自分のペースをつかむことができるでしょうか。それさえつかめば、計画は必ず成功します。

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きっとうまくいく学習計画:1

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  完璧な計画を着実に実行し、鮮やかに走り抜く----その先にきっと合格は約束されています。とはいえ、「計画を立てるのも実行するのも苦手」という人は、けっこういるはずです。上手く行かない理由は何でしょうか。
 欲張って計画を立てたばかりに、結局、実行できなかった。計画は現実的だったのに、家族や自分の病気などのアクシデントで途中から狂ってしまった。だんだんテンションが落ちて続かなくなった、などなど。ここから、私たちが計画を立てる時の注意点が見えてきます。

1.必ず実行できるよう、時間と量をよく考えて計画する。
2.アクシデントがあっても調整できるよう、一日の学習時間の中に15分〜20分程度を予備の時間として確保しておく。
3.ゴールにたどり着けるよう、上手に気分転換するなどして自分で自分のモチベーションを管理し、停滞期を乗り切る。

 これらに気をつけて、「国試攻略」の計画を立てるにあたり、まずは戦力分析です。

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受験日から逆算して、自分が勉強に使える時間をシビアに把握。残された日数が150日あるとして、そのすべてを勉強に使えることはありえません。具体的にカレンダーで日数を確認しましょう。意外に少なくて愕然とするかもしれませんね。

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合格への道は遠いのか、近いのか、現在の実力をありのままに認識する必要があります。「かんもし」の成績表にレーダーチャートで示された得意・不得意科目の傾向は、自分の実感と一致していますか? 

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Aの時間が充分にあり、Bの合格への距離が短い人でなければ、合格の可能性は低いのでしょうか? いいえ、計画次第でまだまだ充分挽回できます。


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