北川 京子

女性の幸せ──私の結論

 小栗明子先生に続きますのは大阪北、箕面市に住む♪箕面ジュンヌ♪(タカラジェンヌではありません)の北川京子です。元々は産婦人科医師ですが、今は漢方療法を中心にしております。「華岡青洲+チャングム≒きたがわきょうこ」と自称しています。得意技は、身も心も健康になるよう人を誘導することですが、時々、対戦相手に負けて脱線しています。更年期熟女との悪戦苦闘が楽勝になる日が来るよう毎日祈っています。
 医師になって以来、仕事を通じて女性の幸せや永遠の願望について私なりに考え学んできました。

「平和で健康が無形の財産」
 健康で気力があれば何でもできる。生きているって素晴らしい♪と思います。何気ない景色も健康な時には光り輝いています。すべての基本は、ありきたりな言葉ですが、健康。

「健康で若く、身も心もワクワクしたい」
 女性は、人の子であり恋人や妻や母で、皆の心の支えです。クラスメートのお母様が卵巣癌の末期で本人以上に家族も大変でした。女性が健康で幸せでいることは、まわりの人も幸せにします。ただし、そのためには専門医の立場から、年に1~2度の婦人科検診や乳癌検診を受けることをおすすめしたいのです。大切な体の一部ですから、見えないところのお手入れと考えてください。

 婦人科診察は所要時間5分位で、細胞診と内診と下腹部エコー検診や採血などです。耳垢を取る耳鼻科綿棒やプラスチックブラシで子宮口や内部の細胞をこすり取るだけで痛くないし、費用もリーズナブル。1週間ぐらいで結果がわかります。医学の進歩で若い女性に多い卵巣嚢腫や子宮筋腫は腹部超音波検査やMRIで発見しやすくなり、レーザー手術や腹腔鏡手術などの術後回復の早い治療も一般的になってきました。

 乳癌は、最近の報告では27人に1人の率で発見されると聞きました。欧米では7人に1人とか。日本でも増えつつあり、乳癌検診は乳腺専門医のいる整った施設で受けるのが良いと思います。月経周期の前半になるよう検査予約を取ります。私自身の経験では検査は少し痛いですが、「異常なし」の結果が来ると安心します。症状のない時に検査を受けておくと、心身とも綺麗な気持ちでいられると思います。
 若い頃に神経・内分泌・免疫の相互作用について研究したせいか、体の中で良いことは互いに影響し合う一方で、悪循環も次々続くことを知りました。人をトータルに診る心と目を持ちたいと思います。
 海や山の幸に感謝し、よく食べ、よく笑い、よく働き、朝が来るのを楽しみにしています。今後ともどうぞ宜しくお願いします。