アロマセラピ-&花療法

 医者になってちょうど20年になる。新設大学四期生の我等の学年は女性が多かったが 、名簿順で ポリクリ班などが決まると私は孤独な紅一点。
 泌尿器科ウロフロメトリ-の実習では周囲カ-テンの中での排尿。耳や鼻の穴の覗き合いなど辛い臨床実習。もともと 水泳部育ち体育会系であったのと、そこらの男に負けない酒の代謝能力で乗り切った気がする。
 何でもせっかちな私は、研修医中に長男を出産してしまった。研修は中断するし、産後のおっぱいに苦労する事など誰からも聞いてなかったので外来の合間に母乳を絞る……という乳牛みたいな毎日も経験(徳川の世ならばかなり優秀な乳母になれたんかも……)。仕事を辞めずに三人息子をドタバタ育て離婚も乗り越え45才の今、「人生は無駄がないなぁ~」と気づき始めた。
 子育て中にボ-イスカウト副長をしたのがアロマセラピ-を始めるきっかけになったし、バッチフラワ-との出会いも劇的……。そして何より女医の輪が不思議な縁を連ねて全国に広がり出した。
 今まで秘めていたパワ-を全開するかの様に凄い仲間が集いだす。今世、私の仕事は花の癒しの御紹介……。女性であったことにようやく感謝し出した。
 先日、大学華道部30周年の会の誘いがきた。
 そうだ! 私、華道部三代目の部長だったんだ!
 18才から花は私に語りかけてくれていたのかも……です。代替医療にエビデンスが無いというオッサン達との戦いに備えて今夜も癒しの香りアロマバスでまず自分が癒されています。

*ウロフロメトリー……排尿の勢いの測定